大切な人を亡くされたとき、心に大きな空白を感じ途方に暮れたといった経験を持つ方は少なくありません。喪失による悲嘆反応は自然な反応ですが、なかには、その悲嘆に胸がふさがれて苦しんでおられる方もいらっしゃいます。こうした喪失による重い悲しみを「グリーフ」と言い、『グリーフ相談支援ネットワーク』（https://grief-soudan.com ）は、その悲しみをケアする場所となります。

辛い気持ちを抱えている方を支える“居場所”となる“癒しの空間”を探しておりましたところ、インターネット検索でARK HOUSE に出会いました。写真で見て気に入り、早速、翌日には富士不動産（株）様に電話、部屋を見させて頂きました。印象は写真で想像していた以上で、無垢板のフローリングと腰壁、奥に続くバルコニーが作り出す、この部屋の持つ“癒しの空間”に出会い感動しました。また、積み重ねられた時間によって作られたノスタルジックな空気も漂っていました。癒しには、“空間が持つ力”による部分もあります。それが、作り込まなくても、既にこの部屋にはあったのです。まさに求めていたものでした。

この部屋の“癒しの空間”が、“空間が持つ力”が、相談に来られる方の悲しみを癒す助けとなってくれることと思います。